クラウディングアウト

経済

利子率が上昇する

クラウディングアウトとは、政府が公共投資などの支出をすれば、民間の投資を政府が奪ってしまい、
利子率が上昇して、結果的にGDPがへってしまうという理論です。
果たして、この理論は正しいのでしょうか。
この理論は、お金が物々交換の時代の考え方からきているのではないかと思っています。

自国通貨を発行できる国は債務不履行にならない

財務省が、2002年の「外国格付け会社宛意見書要旨」で、タイトルのことを意見しています。
このことから、お金は物々交換でないことがわかります。物々交換であれば、金銀を担保にお金を発行することになるため、
政府に金銀がなければ、いずれ債務不履行になると考えられると思いますが、今の日本は、債権債務の記録によって、通貨を発行しています。これは、バランスシート(貸借対照表)を見ると明らかです。
では、このクラウディングアウト理論を、今の日本で考えるとどうなるのか。
政府が支出した→民間に資金が回る→民間の需要が増える→銀行から民間がお金を借りる→借入が多くなる→利子率が上昇する。
要するに、政府支出のみで、利子率が急に上昇し、GDPが減るということはなく、民間の需要が増えて、設備投資があまりにも増え過ぎれば、銀行は利子率を上げてくると思っています。
利子率の上昇を恐れずに、今日も孤独と戦っていきましょう。