船は経費?

孤独な税理士

固定資産台帳

新規で契約した企業の固定資産台帳を見たときに、まれに「船舶」が載っている場合があります。
これって本当に、福利厚生として、従業員の方々と使っているのかなと思うことがありますが、
大体、社長の趣味のような気もします。
船自体珍しいものでもあるし、従業員の中には興味もある方もいるかもしれませんが、頻繁に福利厚生として、
楽しむ機会はそこまで多くはないのかなと思ったりします。

見解

実際に、裁判例でも船舶についての記事があったので、課税庁の意見として、
「船舶を運航した実績を記録していないことが認められ、いつ、だれを、どのような目的で乗船させ運航したか説明はないので、請求人の事業の用に供したかどうか確認することができない。また、福利厚生の一環として使用した実績を記録しておらず、従業員の福利厚生のための利用規定等の定めもないことが認められる」
という風なことが書かれていて、課税庁が勝訴したということでした。
経費になるべくなるように、何としてでもという気持ちもわからないわけではないですが、プライベートとビジネスとの関係性を、
しっかりと証明できるように、今日も孤独と戦っていきましょう。